この記事は、チバが実際に行ったアポイントの全会話・全行動・全シチュエーションを一言一句書き起こしたものです。単なるテクニック集ではなく、リアルなアポの空気感をそのまま再現しています。
チバのセリフだけでなく、相手の女性の反応、店員とのやりとり、そしてチバが何を考えてそのセリフを選んだのかの演出ノートも全て含まれています。映画のシナリオを監督のコメンタリー付きで読むような感覚で、チバのアポイント術を学ぶことができます。
今回の女性のスペック
| 年齢 | 20代前半 |
|---|---|
| 外見 | 黒髪ロング巻き髪・CanCam系・細身・身長高め・ピンヒール |
| スト値 | 4(読者モデルクラス) |
| 出身 | 東京 |
| 職業 | CA(キャビンアテンダント) |
アポイントまでの経緯
- 平日19時頃、新宿三丁目の買い物エリアで「運命トーク」にてナンパ
- かなり警戒され、ラインゲット打診も一度断られたが、本気の粘りで巻き返してラインゲットに成功
- 仕事や職業の情報を交換し、信用を得た上ですぐにアポの仮決め&日程調整
- 丁寧なラインメンテナンスにより、仮決めを本日程に昇格
- 結果:準即(このアポの後日にゲット)
目次
合流〜入店〜着席
新宿のとある場所。待ち合わせ時間の5分前。アポの女性が既に到着し、立ってケータイをいじっている。チバは遠目からそれを確認し、女性に向かって歩いていく。
「○○!」
「あー、」
※女性が顔を上げる。女性の名前は少し大きな声で呼ぶ。「あのー、、」などと自信なさげに呼ぶのは絶対にNG。呼び捨てのほうが全体的な親密度が上がる。
「どうも」
「あ、はい」
「時間通り」
「えー、」
「いいね」
「ふふ、そうですよ」
「いやルーズじゃないからさ」
「え」
「俺が」
「そうなんですか?」
「そう」
「時間厳しいの」
「えー」
※女性が時間通りに来たシチュエーションを利用した「価値伝達トーク」。ありがとう、ではなく「俺は時間に厳しい」と伝えることで、強気のマインドを間接的に示す。
待ち合わせを利用した強気マインド・価値伝達トーク
通常は「ありがとう、時間通りに来てくれて」と言ってしまうが、その発言自体が男性の価値を下げ、主導権を女性に渡してしまう。
「時間通りだね。俺時間にルーズじゃないから良かった」というトークには、女性が時間通りに来ることは当然・時間に遅れる女性を好きではないという強気のマインドを間接的に伝える効果がある。
もし相手の女性が遅刻した場合は、その話題には一切触れない。「遅刻をされた価値の低い男性」という認識を自分で作ってしまうことになるため。
「こっち」
「はい」
「入ろう」
「こっちね」
※入店。男から先に入り、扉を開けてあげる。アポでは最初の10分こそ、レディーファーストを徹底的に行うことが重要。
主導権獲得とレディーファーストの徹底
強気な態度を示しながらも、レディーファーストだけは徹底する。強気な態度で行動も乱暴な男性は、ただの態度の悪い人。
レディーファーストは最初が命。後半になってからやっても不自然で、下心が見え隠れする。女性と会った瞬間からの最初の10分間が最も重要な時間帯。
「(店員に向かって)予約のxxです」
「xxさま、はい、二名様、こちらへどうぞ」
「はい」
※お店の予約は基本的にしておく。入ろうとした店が満席で入れない場合は気まずく、女性の印象も悪い。例外はドタキャンされそうな案件 — その場合は予約せず、いつも空いてる店か徒歩圏内にリカバリー店を用意。
「足元お気をつけ下さい」
「足元お気をつけ下さい(店員の真似をして、女性に向かって)」
「ふふ」
「わー」
「(店員に向かって)そこの席でも良いですか?」
「あ、はい、どうぞ」
※席は店員に勧められるままではなく自分で決める。横並びのカウンターが空いていればカウンター、なければL字。対面はNG — 交渉・敵対の印象を与える。うるさい団体客から離れた席、人の出入りが激しい場所を避ける。
「こっちね」
「ここね」
「よっと」
「大丈夫?持ち上げようか?」
「え、」
「ん、ほら(手を貸すジェスチャー)」
「いい笑 大丈夫笑」
「よーしよしよし」
※イスが高くて座りづらそうにしていたため、子供扱いとイジりを仕掛けつつ気配りも同時にこなす。
※ナンパ時にどんなに下手に出ていても、アポでは必ずやや上から目線・主導権を握るスタイルで接する。特に大切なのは「最初から」徹底すること。
主導権の握り方:子供扱い
シチュエーションに合わせて女性を子供扱いするような態度をすることで、笑いを誘いながら同時に主導権も握り続けることができる。特に子供扱いは主導権を握る際に非常に使いやすいテクニック。
「なんか凄いですね笑」
「え、」
「どうした」
「なんか凄いですね」
「雰囲気が(店の)」
「うそ」
「○○、いつもいいとこ行ってるでしょ?」
「いってないですよ」
「いつもいいとこ行って」
「そんなことないです」
※店選びは非常に重要。アポの雰囲気が決まる上に、店の印象は男性の印象に直結する。立地がよく、雰囲気が良くて、カウンターがあり、かつ値段の安い店をいくつかストックしておくべき。
プロクセミクス(Hall, 1966) — 横並びのカウンター席は「親密ゾーン(45cm以内)」に自然に入れる配置。対面より心理的距離が縮まりやすい。
飲み物オーダー〜軽食注文
「(店員に向かって)ありがとうございます」
「で、○○は飲み物なにがいいかな」
※メニューをふたりで見る。見る時は「相手の女性がどれが好みか」を一番気にしながら見るようにし、さらにそのそぶりを見せて気にかけていることを伝える。
「私はー」
「生かな?」
※自由に選ばせると時間がかかるため、決めつけで飲み物を絞っていく。
「甘いものがいいかも」
「ん?」
「甘いもの?」
「チーズケーキとか?」
「ちがう笑 甘い飲み物笑」
※「甘いもの」と「甘い飲み物」の言い間違いの揚げ足を取り、突っ込んでいく。
効果的な主導権の握り方:女性の言葉の揚げ足取り
細かい言葉のミスをすかさず拾って突っ込む。ただし注意点は1つのネタを長く引っ張り続けないこと。一度指摘したら、すぐに別の話題に切り替えるのがポイント。
「生じゃない人?」
「うーん」
「炭酸じゃないのが」
「シュワシュワ系ダメ?」
「飲めるんですけど」
「そうなん」
「炭酸私すぐ赤くなっちゃう」
「へえ」
「ソーダとか飲むと赤くなっちゃうの?」
「ならないです笑」
「だよね笑」
※メニューをめくりながら
「○○どれにしよっか」
「マリブパイナップル?」
「かわいー笑」
「好きそう」
「でも私カルーア」
「牛乳はいってないとダメ?」
「好きなの笑」
「あ、でもマリブでもいいかも」
「まってね」
「すいません!」
※女性のイメージに合わせたり合わせなかったりして決めつけで飲み物を選んでいく。メニュー選びの段階からテクニックをフルに使う。
会話を盛り上げながらのスムーズな飲み物の決め方
「これはどう?」と決めつけで提案していく。その際「○○ちゃんは△△っぽいから」と理由付けをする。もしくは、可愛いカクテルや子供が好きそうなカクテルを勧めて子供扱いを続行するのも有効。
男性の飲み物は事前に決めておく。ここでぐだぐだ悩むと主導権を握れないばかりか価値の低い男性と思われる。即断できる判断力のある男性であることを印象づける。
ちなみにチバがシャンディガフを選ぶ理由は、お洒落でしっかりアルコールが入っていそうなイメージがある反面、アルコール度数が非常に低い飲み物だから(もともと3%程のビールをジンジャーエールで割ったもの)。
「マリブパイナップルとシャンディガフをお願いします」
「はい」
「食べ物は、、あ、とりあえずお願いします(店員に:飲み物のオーダーをまず通す)」
「うーん(メニューを見ながら)」
「俺ね、あんまり夜食べない」
「あー、私もダイエット中」
※アポでは基本ご飯は食べない。トークの邪魔になり、匂いのきつい食べ物は後のゲットの障壁となる。
※「夜はあまり食べない」と男性が言うと、女性はご飯を頼みづらくなり、結果的にアポの単価が下がる。本当にお腹が減った場合は事前にカロリーメイトやウィダーインゼリーを。
「ほんと」
「でも酒となんかつまむでしょ」
「うん」
「何つまみしようかな」
「だめなのある?」
「私貝類だけ、」
「じゃポテトにしようかな」
「ミックスナッツとポテトだったらどっちがいい」
「ポテト」
「じゃ。すいませーん」
※店員を呼ぶ
「このフライドポテトをお願いします」
※軽食の注文完了。食事はしないが、ナッツ類や乾き物などの軽食は必ず注文する。手でつまめるものにすること — フォークやナイフを使う食べ物は手間がかかり、トークに集中できなくなる。
乾杯〜和みトーク〜好意の証
「タバコ吸わないんですか」
「タバコ吸わないんですね」
「ん」
「吸わない」
「なんで?タバコ嫌いなの」
「いやそういうわけでは」
「じゃあ好きなの」
「うーん」
「吸って欲しいとは思わないけれども」
「なるほど」
「そうなんだ」
「全然吸わない。全く」
「周りは吸わないんですか?」
「んー、吸う人もいるかな」
※タバコを吸うか聞いてくること自体が弱い好意の証。質問されたら必ずその理由を探るために質問を返す。
※「吸う人はいない」と言い切ると、後々キープ化した際にタバコの匂いで追及される。どちらとも取れる曖昧な返答をしておくのがゲット後を見越したテクニック。
※店員:飲み物が到着
「よし」
「じゃあ、おつかれさま」
「かんぱーい」
「かんぱーい」
※乾杯は凝ったセリフ不要。「お疲れ様、カンパーイ」で十分。
※ここで横目で女性がひと口でどれくらい飲んだかをチェック。ひと口目でグイグイ飲んでいたら、間違いなく飲みが好きな女性 — 飲み過ぎないようペース配分を注意する。ほとんど口をつけないなら、まだ緊張中 — トークに力を入れる。
「あー」
「仕事終わったね」
「お疲れ様です」
「いつも仕事遅いですね」
「ん。どうして」
「連絡遅い」
「え、」
「昼とか夕方とか返ってこない」
「あー」
「夜も返ってこないかも」
「ごめん」
「何かしらやってるかも笑」
※チバは基本的にラインのラリーをしない。返信時間もランダム。
※女性の質問には簡単に答えない。ここでも意識的にはぐらかした返答をしている。誠実に理由を説明するよりも、はぐらかしてミステリアスな男性を演じるほうが、結果的にこちらの価値を伝えられる。
「ふふ」
「ん?」
「いま人の顔を見て笑ったよね」
※女性がチバの顔を見て微笑んだことに対する即座のツッコミ。アポの間は女性の表情の変化に全神経を傾けておく。
「顔を見て笑われた俺はどうすればいいかな」
「ふふ」
「ちょっと緊張します」
「あのー、いまのは、なんだろう。俺はディスられたのかそうじゃないのかっていうのは、ちょっとはっきりさせたいところだよね」
「ふふ」
「緊張するの」
「でもなんかすごいカジュアルな服装」
※この女性はかなりアポ慣れしており、チバとの主導権争いに対等に立ち向かっている。はぐらかしを仕掛けてきている。
※対処法:話題を変える、質問トークを主体的に仕掛ける、質問内容を相手のファッション・表情・行動に絞る。
「だってこんなお洒落なバーだと思わなかったんだもん」
「そう」
「居酒屋とか」
「ん」
「居酒屋みたいなとこだと思った」
「なめすぎ笑」
「ふふ」
「もっとおしゃれしてくればよかった」
「うん」
※「もっとオシャレしてくればよかった」= 男性に対する好意の証明。アポが順調に進んでいる証。
※だが、ここで喜びを表してはいけない。大げさに反応したり、簡単に好意のお返しをするのはNG。心の中でガッツポーズし、表面上は聞き流す。
「どうしようかと思った」
「え」
「今日会うかどうか」
「えー。どうして」
「だって、いきなり2人きりで会うのって、どうかなーと思って」
「え、そうなの」
「ん」
「なんで?前に嫌なことあったの?」
※一見不利なトークに見えるが、本当に会うか迷っていたなら実際にアポには来ない。アポに来て心情を正直に話している時点で、ある程度心を開いている証拠。
※ここでは相手のトークを利用して、瞬間的にディープな話を引き出すトークを仕掛けている。
「そうじゃないけど」
「トラウマ系?」
「うーん。友達の話で」
「ほう」
「当日いきなり家に連れてかれたとか」
「うん」
「それでね」
「あー。そのまましちゃったとか」
「うーん」
「それだけならいいんですけど」
「うん」
「それがずっと続くとか」
「あー。なるほどね」
「だから。ちょっと緊張した」
「そうなんだ」
「なるほど」
「でも来てくれたよね笑」
「え」
「なんで?」
※会話の構図が「男性が悪く、女性が被害者」というネガティブな方向に向かっていたので、すぐに切り返して全体の雰囲気をポジティブに変換する質問をしている。
※「でも来てくれたよね?」は「相手に好意の証を言わせるための強制力を持った質問トーク」。詰め将棋のように一歩先を読んで結果を予測し仕掛けていく。
「えー」
「わかんない。でも、」
「いい人そうだった」
「え?もっかい言って?」
「え笑」
「いい人そうだった笑」
「おー。うし!」
※グラスを持って
「カンパーイ!」
「笑」
※ここではわざと聞こえないふりをして、もう一度女性にポジティブなことを言わせている。
※かなり強い好意の伝達なので、男性側からもある程度の好意のお返しをしている — ただし「俺もいい人だと思った」などの直接的な返しはNG。オーバーリアクションの乾杯にとどめている。
コミットメントと一貫性(Cialdini, 1984) — 「でも来てくれたよね」の質問は、女性自身に好意を言語化させるテクニック。一度「いい人そうだった」と口にすると、人はその発言と一貫した態度を取ろうとする。
深い和み〜キャラ設定〜盛り上げ
※店員:ここでポテトが到着
「(店員に向かって)はい、どうもー」
「ありがとう。いい人って言ってくれて」
「えー」
「でもちょっと胡散臭いですよ」
「胡散臭い?」
「うふふ」
「あーでもね、それ言われる」
※強めのホメの後に軽くdisってくる — これは「女性が男性を見極めるテスト」。この質問への男性の返答を女性は注意深く観察している。
※返答のポイント:何事もなかったかのように淡々と返す。必死に否定するのは絶対にNG。
「えー」
「でもね、俺全然気にしないんだ。だってずっと俺こんな感じだから」
「最初から最後までずっとこの感じだから。だから向こうが胡散臭いと思っても、一緒にいると勝手に信用してくれる」
「へえー」
「だから全然気にしない。そう言われてもこの感じを変えない」
※非常に重要なネガティブ→ポジティブ変換。「チャラいと思われること」が結果的にポジティブに働くことをトークしている。
※さらに「過去の女性が全員そう思ってきた」ということを暗に伝え、信憑性を裏付けている。このトークは後々のグダを未然に防ぐ仕込みとなる。
ネガティブ→ポジティブ変換と、未来のグダを潰す仕込み
「胡散臭いと最初は言われるが、後で信用される」— このトークはナンパでの出会いから真剣な出会いに移行することが在り得ることの裏付けとして機能する。
ここでの一言が後々のグダ(「ナンパだから信用できない」等)を未然に防ぐ。アポのどこかで必ず使用しておくべきテクニック。
「逆に言うと、どうしてそう思うかが俺わからないんだけど、どうして?壁を感じるの?」
「あー」
「なんか、あれですね」
「ずっとこうなんだろうなって感じます」
「うーん、」
「いま、気を使ったでしょ笑」
「あはは」
「でもね、いい意味でギャップが働いてしまう」
「知れば知るほどうさん臭くない、だって実際はそうじゃないから」
「例えばさ、なんかすごいイカつい人が実はめっちゃ優しかったとかいうことあるけど、でもその本人からしてみれば、いつも通りなだけであって、本人自覚ない訳じゃん」
「うん」
「だからみんなに『実は優しいんだね』とかいわれても、本人驚いちゃうわけで」
「確かに」
「ん」
「○○ちゃんちょっとかぶってるよね?」
「え、」
「ねこ」
「えー?笑」
「ホントはイケイケでしょ?」
※ギャップの話から一転、すぐに決めつけと質問トークで話題を転換。「いいギャップ」の裏にある「悪いギャップ」(おとなしそうなのに実は…)を暗に示しながら女性に質問を仕掛ける。
「そんなことないです」
「緊張してるんです」
「自分で言うんだ」
「あはは」
「緊張しますよ」
「私もずっとこんな感じですよ?」
「この前と違います」
「そうですか?笑」
「あれでしょ?」
「ピースこれでしょ?」
※シャツの袖を手の平まで引き上げて、親指以外の4本で袖を握るポーズ(萌え袖)をわざとする。女子高生・女子大生が写真に写るとき等にやるぶりっ子の代名詞的ポーズ。イジりのネタとして使っている。
「萌え袖してないです」
「萌え袖?」
「それ萌え袖っていうの?」
「はい」
「まじか笑」
「知らなかった」
「ポテトたべよ」
※食事を勧めるタイミングも男性側が示す。細かい部分でも主導権をキープ。
「はい」
「美味しい」
「ふだん何キャラなの?」
「えー」
「公認ぶりっ子っぽい」
※「普段はどんなキャラなの?」というオープンクエスチョンを仕掛けてから、続けざまに「公認ぶりっ子っぽい」と決めつけを展開。
効果的な引き出しトーク:オープンクエスチョン+決めつけコンボ
オープンクエスチョン(「どんなキャラなの?」)は脳に負荷がかかる。連発すると不快感を与えてしまう。
防止策として、オープンクエスチョンの直後に決めつけを仕掛ける。「普段どんなキャラなの? → ぶりっこちゃんなの?」と聞くと、女性は「ぶりっこじゃない」と即座に返答でき、同時にどう答えようか考える時間を得られる。
このオープンクエスチョン+決めつけのコンボは汎用性が高く、話題を盛り上げる効果が非常に高い。
「なんですか公認ぶりっ子って笑」
「知らない?」
「知らない笑」
「自然なぶりっ子のこと」
「ほら、ぶりっこわざとしてる女の子いるじゃん。どこから見てもバレバレなやつ。けどさ、根の性格がぶりっこっぽい子もいるじゃん」
「あー」
「イヤミない感じの」
「なんか、もともとそういう人なんだなって感じの」
「あーはい」
「○○」
「えー」
「そんな感じ?」
「違いますー」
「ぶりっこじゃないですよ」
「違うの?」
「違います」
「何飲んでるの?」
「マリブパイン、もー笑」
「あはは」
※ぶりっ子の話題でも最後は「マリブパインを飲んでる=ぶりっ子」という決めつけで笑いに変換。人間が一番興味のある話題は自分のこと — どんな会話も相手のパーソナリティに絡めると簡単に盛り上がる。
「べつにこれはぶりっこじゃなくないですか笑」
「怒ると可愛い」
「怒らないと可愛くないんですか笑」
「そうだね、それ以外はね、えっとね」
「ちょっと評価に時間かかるから待って」
「ちょっと笑」
※はぐらかしのテクニック。女性の切り返しに対して「評価に時間がかかる」と言って女性をいじっている。
「みんなからはなんて言われるの?」
「ええ、そうですねぇ、うーん難しいなぁ」
「なんで?高評価すぎて自慢になるから言いづらい?」
「そんなことないです笑」
「なになに教えてよ」
「うーん、おっちょこちょいとか言われるかもです」
「あはははは」
「なるほどねぇ、○○ちゃんはドジっ子の部類だったわけだ」
「やだ」
「でも、そうかもです」
「そうなの?」
「そういわれるかも」
「自覚あり?」
「ちょっと笑」
「この前コーヒーこぼしちゃって」
「お客さんに?」
「はい」
※「ドジっ子」がドンピシャだったため、女性から自発的にエピソードが出てきた。決めつけが当たると女性はテンションが上がり、自分から話すようになる。さみだれ式にいくつか仕掛けることで確率的に当てられる。
※ここまでチバはCAという職業について一切触れていない。CAは男性に仕事のことを毎回聞かれて飽き飽きしている。徹底して仕事について聞かないか興味のないふりをすると、面白いくらいに相手から話してくるようになる。
ユーモアと魅力(Bressler et al., 2006) — ユーモアの生成能力は知性と創造性のシグナルとして機能する。「公認ぶりっこ」「ドジっ子の部類」などの遊び心ある決めつけは、知的なユーモアとして女性の評価を引き上げる。
「やばくない?」
「うん笑」
「でも、お客さんいい人で、怒らなくて」
「うん」
「クレームにならなかった」
「え、そのまま?」
「拭いて」
「それだけ?」
「そんなどばってなんなかったから」
「コーヒーでしょ?」
「コーヒー笑」
「良かったの。レポートアップにならなかったの」
「レポートアップ?」
「ん。居残りみたいなの」
「へぇー」
「ぶりっこしたんでしょ」
「笑」
※仕事の内容にはほとんど触れず、切り返しで「ぶりっ子」設定を頑なに維持。女性が抵抗するほど、主導権はこちらが握っている状態になる。
「悪いぶりっこだったんだな、○○ちゃんは」
恋愛トーク突入〜自己開示〜おあずけ
「えー」
「彼氏からはなんて言われてきたの?」
「え」
「ぶりっこって言われたことある?」
「うーん」
「ぶりっこはないけど」
※ここが本当に重要。前のトピック(ぶりっ子)が非常に盛り上がっているそのタイミングで、一気に恋愛トークに転換。
※ポイントは「彼氏からの評価」を聞くこと。アポの初期段階でいきなりプライベートな質問をしても答えてもらえない。必ず前段階で会話が盛り上がったタイミングで仕掛ける。
ディープな恋愛の話へ一気に突入する方法
ディープな恋愛の話はいきなり聞いても女性は答えてくれない。しかし「彼氏からの評価」「元カレからの評価」を聞くというテクニックがある。
「彼氏からの評価」を聞きながら、自然に「その彼氏についての話題」に質問を展開していくと、ディープな恋愛の話でも自然に引き出せるようになる。
いきなり「元カレ何人?」と聞くのではなく、前段階の話題の流れの中から自然に恋愛の話題に滑り込むのが鍵。
「そんなにツッコミ入れてくる彼氏じゃなかったの?」
「うーん」
「どんなのが多いの?オラオラ?クール系?」
「あー」
「でも、クール系多かったかもです」
「そうなんだ」
「なんか、あんまりかまってくれなかった」
「笑」
「かまってくれなかったの?」
「うん笑」
「かまってほしかったの?」
「かまってほしかったっていうか」
「そもそもあんまり会えなかった」
「あー」
「○○はそれでも大丈夫なの?」
「大丈夫というか」
※前段階で会話が盛り上がっていたため、女性は全てスムーズに答えてくれている。テンションが上がっている状態で、自分のことを話すのが楽しい「女子会モード」に入っている。
※テクニックとして、ここでは徹底してYes or Noクエスチョンを仕掛けている。サクサクと答えられるため、女性は会話自体を気持ちいいと感じる。YESが連続するとなお効果的。
「仕方ないから、我慢してた」
「我慢してたの?」
「もっと会いたかったわけだ」
「その時はね」
「昔の話?」
「うーん、」
「俺は元カノとは半年前に別れた」
「へー」
「最近っちゃ最近か」
「うん」
「そうなんだ」
「○○は?」
※女性の回答テンポが悪くなったため、すぐに察知して初めて男性側の自己開示トークを仕掛けた。
※男性の恋愛遍歴は女性が質問してきたら答えるスタンス。だが偏りが出るため、「女性の回答を引き出す目的で自己開示トークを展開する」のが最適なタイミング。
男性側の自己開示トークを仕掛ける最も適切なタイミング
ほとんどの男性が自分のことを話しすぎる傾向にある。できるだけ自分のことは話さず、話すとしても何か目的を持ってトークを展開する。
最も効果的なタイミングは女性の回答テンポが悪くなった時。「俺は半年前に別れた」と自己開示することで、女性も「私も…」と同レベルの開示を返してくれる。
基本的にアポで盛り上がるのは女性が多く喋っている時。男性側の自己開示は女性のトークに相槌のように挿入する形が最も合理的。
「私も半年前かな」
「そうなんだ」
「そう」
「最近じゃん」
「うーん、」
「え、何その微妙な感じ?笑」
「えー、なんかね、」
「あ、○○二杯目いく?」
「あ、うん」
「おけ、メニュー」
※女性が気を許して元カレの話をしてくれようとしたその瞬間に、わざと飲み物の注文をする「おあずけ」テクニック。
※女性はもどかしい気分になり、同時に「男性に主導権を握られている」と感じる。この繰り返しが「最初から最後まで主導権を握り続ける」状態を作り出す秘訣。
飲み物注文を利用した「会話のおあずけ」
女性が話そうとしたタイミングでわざと中断する。こうすることで女性はおあずけされた気分になり、もどかしさと同時に「この人に主導権を握られている」という感覚を持つ。
このテクニックを知っているのと知らないのとではゲットの確率が大幅に変わる。アポにおいてグダなくこちらの要望をスムーズに通すための秘訣。
親密さの段階理論(Knapp & Vangelisti, 2005) — 関係の深化は「開始→実験→強化→統合→結合」の段階を経る。チバの会話は明確にこの段階を踏んでいる — 当たり障りのない話題(Stage 1-2)→ 恋愛トーク(Stage 3)→ 自己開示の交換(Stage 4)。
この後の展開
ここまでがアポイント開始編 — 合流から和みフェーズ、恋愛トーク突入までの全記録です。
この後、チバは二杯目を注文し、さらにディープな恋愛トーク → 価値伝達トーク → 場所の移動提案(連れ出し)へと進んでいきます。その詳細はアポイント後半編で解説します。
このアポの結果:準即(後日ゲット)。チバの解説によると、このアポで重要だったポイントは3つ。
1. 最初の5分で主導権を完全に握ったこと(価値伝達トーク + レディーファースト + 子供扱い)
2. 「胡散臭い」をポジティブ変換し、グダの仕込みを完了したこと(後半のグダ崩しが楽になった)
3. 恋愛トークのタイミングが完璧だったこと(ぶりっ子話題で最高に盛り上がった瞬間に一気に突入)
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